会社に行きたくないというのは、自分の心を守る当然の反応なんです

実は、私は、大学を卒業して就職した会社を1か月で辞めました

世の中には、自分ではコントロール不可能なことが存在します。

特に、会社の場合には、運悪く、どうしようなもない理不尽な上司に当たってしまう場合もあり得るわけです。

これはどうしようもないですよね…

そもそも、どんな人が上司になったり同僚になったりするのかはコントロール不可能なわけですからね…

だから、本当に運が悪く、人に優しくしたり人を大切にしたりすることができない人たちに出会うことがある。

これは努力してもどうしようもないわけで、会社を辞めるくらいしか解決方法がない場合もあり得るわけです

こういう場合には、会社に行きたくないって思ってしまうのも当然と言えば当然なんです。

誰でもそうなってしまうんです。

心ってどんなカタチなんだろう?(以下、完全に個人的な想像であり、医学的にも心理的にも根拠はありません)

何の根拠もないんだけど、心って、「心の中心」「中間の層」「外側の層」くらいの3層構造くらいかな…

心ってどんなカタチなのかわからないけど、例えば、丸い球体のようなカタチだとすると、心の中心があって、その外側に何層かの構造になっているんじゃないかと思うんです。

本当はもっと複雑かもしれないけど、「心の中心」「中間の層」「外側の層」くらいの3層構造くらいかな…

私は、お医者さんでも、心理学者でもありませんので、これは完全に個人的な想像です。

医学的にも心理的にも根拠はありません。

外側の層は、社会や他の人に接する部分なんです

この部分が「柔らかい人」もいるし、「硬い人」もいるんです。

この部分が柔らかいと、外部への接触が柔らかく、しかも、外部からの衝撃をうまく吸収することができるんです。

だから、そういう人は、人当たりがいいと言われたり、人間性が高いと言われたりするんです。

逆に、この部分が硬い人は、無神経とか言われたりするのですが、神経が無いから、他の人の痛みもわからなかったりするので、その硬い部分でグリグリグリってやってくるわけです。

何しろ無神経ですから…

そして、柔らかい部分で接することもあるし、固い部分で接することもあるというふうに、接する相手によって接し方を変える人もいますね。

外側の層が柔らかい人は、いくら外からの衝撃を吸収できるといっても、まったくの無傷ではなく、衝撃のたびに傷が付くのは当然なんです

そして、人それぞれ、いろんな方法でその傷を治すこともできるようにもなってるんです。

そのあたりはうまくできているわけです。

でも、例えば、何度も何度も衝撃を受け続けると、傷を治すのが間に合わなくなったり、傷を治すことそのものに疲れてしまって、外からの衝撃をうまく吸収できなくなってしまうことがあるんです。

傷が治りかけたと思ったら、また、外から衝撃を受けて傷が付く…

会社員の方の場合には、この頃から「会社に行きたくない」という気持ちが強くなっていきます。

そして、衝撃が中間の層の部分に達すると心の中心部分を守るための反応が起きるんです

中間の層の部分は、心の中心部分を守るための層ですので、衝撃や危険を感じると拒否するようになっているんだと思います。

外側の柔らかい部分で吸収できなくなった衝撃が、この中間層の部分に達してしまうことがあります。

そして、その衝撃がこの部分に触れるようになると、もともと衝撃を受けて「会社に行きたくない」という気持ちが強くなっていたものが、「本当にもう会社に行きたくない」とか、「会社に行かないほうがいい」と感じるようになるんです。

これは、心の中心部分を守るための反応であり、ごくごく当然なことであり、自然なことなんです。

だから、無理をする必要はありません。

「逃げるが勝ち」とは、「その場を離れることに価値がある」ということなんです

人生には、休むことも必要です

もっと言うと、休むことが必要な時もあるんです。

「逃げるが勝ち」とは、兵法三十六計の中にあるのですが、これは、「形成が不利になったときは、いろいろ考えて策を練るよりも、その場を離れて身を守るのが最善の策である」ということなんです。

つまり、しばらく休んで態勢を整えるほうがいい場合もあるんです。

決して無理をする必要はありません。

そして、必要であれば、できるだけ早く専門のお医者さんに診てもらうようにしてください。

親や周りに少しくらい心配をかけてもいいんですよ

親や周りに心配をかけたくないという気持ちがあるかもしれませんが、親や周りに少しくらい心配をかけてもいいんですよ。

傷が小さいうちであれば、またすぐに元気になれますから、心配もそれほど大きくないんですよ。

そして、また、その時に元気な姿を見せてあげればいいんです。

今の日本には、社会保険の制度がある程度充実していますので、今まで社会保険を支払っている場合には、しばらくの間、会社を休んだとしても何とか生活をしていくことができるようにはなっています。

以下、社会保険の制度について、簡単に記載させていただきますので、ご参考になさってみてください。

健康保険の傷病手当金

支給条件

  • 業務外の病気やケガの療養のため会社を休んでいること
  • 労務不能の状態にあること
  • 3日間連続で会社を休んだこと

支給金額

傷病手当金の金額は約3分の2と考えておくといいでしょう。

支給期間

傷病手当金の支給期間は、最長で、支給開始日から1年6ヵ月です

なお、1年6ヵ月分の傷病手当金が支給されるということではなく、あくまでも、期間として、最長で支給開始日から1年6ヵ月間です。

業務上の精神障害として労災認定を受けることも可能ではあります

業務上の精神障害として労災認定を受けることも可能なのですが、認定率が40%程度と難易度が高いようですし、認定の結果が出るまでに半年から1年程度の時間がかかるため、まずは健康保険の傷病手当金をもらうケースがほとんどだと思われます。

障害年金

受給要件

  • 初診日の確定
  • 保険料納付要件
  • 障害認定日において障害認定基準に該当するか否か

支給金額

障害基礎年金の2級の場合で1年に約78万5000円が支給されます。

支給期間

障害年金の支給が決定した場合には、障害年金の請求をした日ではなく、障害認定日(初診日から1年6か月後の日)の属する月の翌月から障害年金の支給が始まります。

お願い

このページに記載している、心のカタチについての内容は、完全に個人的な想像によるものであり、医学的にも心理的にも根拠はありませんのでご了承くださいますようお願いいたします。