飲食店におすすめの助成金(キャリアアップ助成金など)を社会保険労務士がご紹介します

パートやアルバイトなどの非正規従業員(正社員以外の従業員)を対象とする助成金

他にもさまざまな助成金がありますが、飲食店で活用しやすい助成金は下記の助成金となります

助成金
健康診断38万円<生産性向上がある場合は48万円>
人材育成
  • OFF-JT
    経費助成:実費(上限あり)
    賃金助成:760円/h<生産性向上がある場合は960円/h>
  • OJT
    実施助成:760円/h<生産性向上がある場合は960円/h>
正社員化57万円<生産性向上がある場合は72万円>
無期転換28万5000円<産性向上がある場合は36万円>
MEMO
助成金の対象となる従業員、それぞれの助成金の概要などについて、ご興味のある方はぜひ最後までご覧くださいますようお願いいたします。

助成金の対象となる経営者とは…

会社だけでなく個人事業主も助成金をもらうことができます

ただし、会社(個人事業主を含む)は労災保険と雇用保険の適用事業者であることが必要です。

つまり、助成金をもらうためには、会社(個人事業主を含む)は、労災保険に入っていて、雇用保険もある会社(個人事業主を含む)であることが必要です。

労災保険と雇用保険を簡単に整理すると…
  • 労災保険は、たとえパートやアルバイトの場合でも、従業員を1人でも雇う場合には、会社(個人事業主を含む)が必ず入る必要があります。
    なお、労災保険の保険料は会社がすべて負担します。
  • 雇用保険は、たとえパートやアルバイトの場合でも、週20時間以上働く労働者がいる場合には、会社(個人事業主を含む)とその従業員が入る必要があります。
    なお、雇用保険の保険料は会社(個人事業主を含む)と従業員でほぼ半額ずつ負担します。
当事務所(社会保険労務士・行政書士)では、助成金申請のご依頼をいただいた場合には、労災保険と雇用保険の手続きをお安い費用でお受けさせていただいておりますのでご安心ください。

助成金の対象となる従業員とは…

これらの助成金の対象となるのは「非正規の従業員(正社員以外の従業員)」です

これらの助成金の対象となる「非正規の従業員」とは、いわゆるパートやアルバイトだけでなく、正社員以外の従業員です。

正社員以外の従業員とは…
  • パートやアルバイト(週20~30時間程度)
  • 有期契約(例えば、6か月や1年)の従業員(いわゆる契約社員。例えば、1日7時間週35時間)
  • 無期契約(契約期間はないが、正社員ではない)

をいいます。

そして、原則として、週20時間以上働いていることが必要です

これらの助成金の対象となる従業員(パートやアルバイトなど)は、原則として雇用保険の被保険者(週20時間以上の所定労働時間で、その会社(個人事業主を含む)で雇用保険に入っていること)が条件となります。

つまり、これらの助成金の対象となる従業員は…
  • 非正規の従業員(正社員以外の従業員)
  • 週20時間以上(雇用保険の被保険者)
  • が大きなキーワードとなります。

なお、原則として、学生は雇用保険に入ることができませんので、助成金の対象とはなりません。

助成金の概要

健康診断(38万円)

就業規則に健康診断(雇入時・定期)を記載し、非正規の従業員(週20時間以上)のべ4人に健康診断(雇入時・定期)を行った場合に、助成金38万円<生産性向上がある場合は48万円>が支給されます。

のべ4人とは…
  • 4人が雇入時または定期健康診断を受けた(のべ4人)
  • 3人が雇入時と定期健康診断を受けた(のべ4人)
  • 2人が雇入時と定期健康診断を受けた(のべ4人)
  • 1人が雇入時と3回の定期健康診断を受けた(のべ4人)

1事業所1回ですが、例えば、週20時間以上働いている非正規の従業員が複数人いる場合には、比較的活用しやすい助成金であるといえるでしょう。

当事務所(社会保険労務士・行政書士)では、助成金申請のご依頼をいただいた場合には、就業規則作成をお安い費用でお受けさせていただいておりますのでご安心ください。

人材育成(30~50万円)

非正規の従業員に対して、OFF-JTとOJTを組み合わせた3~6か月の人材育成を行った場合に、以下の助成金が支給されます。

OFF-JT
  • 経費助成:実費(上限あり)
  • 賃金助成:760円/h<生産性向上がある場合は960円/h>
OJT実施助成:760円/h<生産性向上がある場合は960円/h>

カリキュラム作成やOFF-JTの運用など、導入時には少し手間はかかりますが、研修をパターン化して構築しまうとその後(2人目以降)は比較的スムーズに進めることが可能ですので、ぜひ活用をご検討いただければと思います。

人材育成の助成金について詳しくはこちらをご覧ください

当事務所(社会保険労務士・行政書士)では、ジョブカードやカリキュラム作成などもしっかりサポートさせていただきますのでご安心ください。

正社員化(57万円)

非正規の従業員(雇用期間6か月以上3年以内)を正社員化し、その後6か月分の給料を支払った後に、助成金57万円<生産性向上がある場合は72万円>が支給されます。

正社員化した後の給料を5%アップさせる必要がありますが、給料を上げる時期にあわせて正社員化することによってこの影響を少し和らげることも可能ですし、正社員化の助成金57万円で十分にカバーできると考えることもできるのではないかと思われます。

また、上記の人材育成の助成金をあわせて活用(人材育成の後に正社員化)することも可能です。

正社員化の助成金について詳しくはこちらをご覧ください

当事務所(社会保険労務士・行政書士)では、助成金申請のご依頼をいただいた場合には、就業規則作成をお安い費用でお受けさせていただいておりますのでご安心ください。

助成金の運用をパターン化する

いくつかの助成金を申請することによって、就業規則やカリキュラム作成などの費用を十分に吸収することが可能になります

会社(個人事業主を含む)として助成金の運用をパターン化する
  1. 採用
  2. 健康診断(のべ4人、1事業所1回)
  3. 人材育成(1人1回)
  4. 正社員化(1人1回)

こうすることによって、従業員の人材育成と経営の安定を両立させることも可能になります。

また、いくつかの助成金や補助金をあわせて活用することによって資金調達として考えた場合の効果も非常に大きくなると思われます。

大阪と神戸の助成金のご相談やご依頼は当事務所(社会保険労務士・行政書士)へ

高品質のサービスを業界最安値帯でご提供させていただきます

当事務所(社会保険労務士・行政書士)では、いくつかのご依頼をいただく場合には、通常でもお安い費用をさらに少しずづ値引きさせていただいておりますので、トータルで数万円以上の値引きをさせていただくことも可能です。

料金や費用は、各案件によって異なりますので、お客様のお話やご要望をお聴きさせていただき、個別にご提示させていただきますのでお気軽にお問い合わせくださいますようお願い申し上げます。

「今後のためにも助成金について知っておきたい」ということでもまかいません

助成金の活用をお考えの経営者様は、1度、当事務所にお問い合わせくださいますようお願いいたします。

なお、当事務所は大阪市中央区にありますので、大阪と神戸の飲食店の助成金申請のご相談ご依頼とさせていただきますのでご了承くださいますようお願いいたします。

以下、当事務所の事務所概要です

事務所名社会保険労務士事務所 ビジョン&パートナーズ
行政書士事務所 ビジョン&パートナーズ
事務所名の由来想いを一緒に叶える
所在地大阪府大阪市中央区備後町1丁目4番16号
備一ビル501号室
(地下鉄御堂筋線 本町駅から徒歩10分、中央線 堺筋本町駅から徒歩5分 大阪東郵便局の西向かいです)
代表者高瀬満成
・社会保険労務士
・行政書士
・経済産業省認定経営革新等支援機関(認定支援機関)
・キャリアコンサルタント
業務内容・助成金申請
・許認可申請
・事業計画書作成
・法人及び個人に対するコンサルティング
連絡先メール:info@kaiketsunavi.net
TEL:06-6226-7725
携帯電話:090-1485-7787(お電話でのご相談・ご依頼はこちらへお願いいたします。そのほうが早いです。)
FAX:06-6226-7726