天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず
たとえ、良いタイミングに、良い会社に入ったとしても、自分に合わない仕事であったり、人間関係が良くなかったりすればあまり意味がありません。
天地人(天の時、地の利、人の和)のすべてがそろってこそ、組織はうまく活性化し、個々人も活躍できるんです
- 天地人(天の時、地の利、人の和)のどれかが大きく欠けている
- 天地人(天の時、地の利、人の和)のいくつかが欠けている
- 特に人の和が欠けている
あなたの会社がこのような状態であれば、ただただ仕事が辛いだけであり、そこはあなたがいるべき場所ではありませんし、未来もありません。
時間や世界を狭めて見てはいけません。
あなたが活躍できる場所は他にあるということなのです。
労働するとは「労わり、傍をラクにする」ということなんです
つまり、労働者とは、「労わり、傍をラクにする者」という意味です。
労働者は、お客さんや会社のためだけに働いているわけではありません
労働者同士、「労わり、傍をラクにする」ことも必要なんです。
これには上司も部下も関係ありません。
会社や経営者もも同じです。
会社(法人)も社会のために存在するのであればすべて社会に生きる労働者なんです
いくら外面が良くても、近くにいる者を「労わり、傍をラクにする、思いやり」がなければ、いつか内部から破滅を招きます。
仮に「仕事がうまく行かない」「仕事が自分に合わない」と思っていても、会社の中にあなたを助けてくれる労働者がいてくれれば、仕事が辛いという気持ちも少しはラクになるはずです。
仕事が辛いと思うような会社、経営者、上司のために自分を犠牲にする必要はありません。
三十六計逃げるに如かず
つまり、「逃げるが勝ち」ということです。
仕事が辛いなら逃げればいいんです
でも、もしかすると、あなたは周りに心配や迷惑をかけたくないのかもしれません。
もちろん、そのことは理解できます。
そして、こういう人たちは、心配はしても、決して迷惑だとは思いません。
だからこそ、かける心配は小さいほうがいいんです。
心配事が大きくなる前に…
無理をしすぎると「時既に遅し」となり、余計な心配をかけてしまうかもしれません
- 周りを大切にすることは自分を大切にすること
- 自分を大切にすることは周りを大切にすること
長い人生において、時には、「今すぐ撤退せよ。そして、体制を整え、時を待て。」という判断も非常に大切です。
衰颯の景象は、就ち盛満の中に在り、発生の機緘は、即ち零落の内に在る
今は辛いかもしれません。でも、それは新しい芽生えの時でもあるんです。
- その新しい芽がどの方向に伸びていくのか
- そして、どんな花や実をつけるのか
ということでもあるのです。
新しい芽は光の方向に伸びていくんです
- 芽を育てる土が良くなければ変えなければいけません
- 光の方向に進んでいかなければいけません
- 水や栄養も与えなければいけません
人生において重要なことは、今の仕事の中にはないのかもしれません。
辛い状態から光の見える方向に1歩踏み出す
光が見える方向に進路を変えて、前に進むこと、つまり「逃げることは光の方向への前進」なんです。
がんばるというのは、辛いと思う方向に進むのではなく、光が見える方向に進むことなんです。
光が見える方向に進むことをがんばるというのかもしれません。
「幸せ」だけでなく「不満」や「悩み」を引き寄せるのは、実は「自分自身」なんです
最近、「引き寄せの法則」というものが流行っているようです。
「思考が現実化する。」という法則ですよね。
実際に自分が考えた通りの現実になってしまうというのが引き寄せの法則なんです
だから、「幸せ」だけでなく、「不満」や「悩み」までをも自分自身が引き寄せてしまうんです。
もしかすると、「不満や悩みは自分のせいじゃない」と思っているかもしれません。
しかし、不満に思っていれば、それが波動によってさらに不満を持った状態になり、悩んでいることは、波動によってさらに悩んでしまうということです。
だから、思考を変えることによって現実が変わるということなんです。
でも、思考によって「辛い」という現実を変えることは簡単ではない場合もあるかもしれません
不満や悩みは思考を変えることによって少しは変わってくると思います。
でも、「仕事が辛い」という現実は、不満や悩みとは質的に少し異なるのではないか…とも思うのです。
つまり、新しい芽が育つ土を変えることが必要な場合もあると思うんです。
そして、そのことがあなたの幸せを引き寄せることになることもあるのです。
もしも自己を愛しいものと知るならば、自己をよく守れ
良い意味で、仕事には、自分の代わりはいくらでもいます
自分にとって、今の仕事の代わりもいくらでもあります。
仕事は、人生の一部であったとしても、人生の中心ではありません。
でも、自分を愛し、自分を守るのは、自分しかいません
人生の中心は、自分自身であり、自分と自分が大切に思っている人なんです。
だからこそ、自分は、「自分と自分の大切な人のために生きる」べきなんです
- 愛すべきものを愛し、大切にすべきものを大切にする
- こだわることにこだわり、こだわらないことにはこだわらない
このことが大切なのかもしれません。
最後に…
仕事が辛いと思っている自分を愛して守ってあげてください
自分の最大の理解者は自分であり、自分を愛して守ってあげることができるのも自分です。
だから、仕事が辛いと思っている自分を愛して守ってあげてください。
このページでは、どちらかというと仕事を辞める方向の記載をしていると思いますが、もちろん仕事を辞める必要がなければ辞める必要はありません。
もちろん、「仕事を辞めることができない」「仕事を休むこともできない」という事情がある方もいらっしゃると思います。
でも、それぞれの置かれている状況は異なると思いますが、休む必要がある場合には、「しばらく仕事を休む」ことも大切です。
病院に行ったほうがいいと思う場合には「できるだけ早く病院に行って診察を受ける」ことも大切です。
もちろん、いろんな事情があると思います。
でも、仕事が辛いという自分の心の声をしっかり聴いてあげて、自分のために必要なことを少しでもいいのでしてあげてください。
すべて、自分のため、自分の未来のために必要なことなんです。
お願い
その場合には、どうかお許しいただきますよう、予めお願い申し上げます。