劣等感やコンプレックスの正体
そもそも、なぜあなたは劣等感やコンプレックスを感じてしまうのでしょうか…
もしかすると、あなたは…
- 自分の「あるちょっとしたこと」について
- 「ちょっとした悩み」というか
- 自分に対する「ちょっとした不満」
「こうじゃなければ、もう少しうまく行って、もう少し幸せだったかもしれないのに…」というふうに
- 劣等感やコンプレックスを感じたいのではなく
- 「ちょっとした幸せ」や「ちょっとした満足感」を感じたいだけ
なのかもしれません。
「ちょっとした幸せやちょっとした満足感を感じたい」からこそ、逆に、「劣等感やコンプレックスを感じてしまう…」ということなのかもしれません。
- 「ちょっとした幸せ」や「ちょっとした満足感」を感じたいという気持ちが
- いつの間にか、劣等感やコンプレックスに「誤変換」がされてしまっている
ということなんです。
あなたは、本当は「ちょっとした幸せ」や「ちょっとした満足感」を感じたいだけなのかもしれません
だったら、「ちょっとした幸せ」や「ちょっとした満足感」を感じればいいだけなんです。
劣等感やコンプレックスを解消して幸せを引き寄せることはそれほど難しいことではありません。
劣等感とコンプレックスに効く「老子の名言」をご紹介します
その長ずる所を尊び、その短なる所を忘る
「長所を尊重し、短所は忘れるくらいがちょうどいい。」
あなたが劣等感やコンプレックスを感じているところは、実は、大きな短所ではないのではないでしょうか?
しかも、あなたには長所がたくさんあるはずです。
大したことではない短所を気にして劣等感やコンプレックスを感じるよりも、長所を大切にすることのほうが遥かに大切なんです
- 人間関係でも相手の短所ばかりを見ていると疲れてしまいます
- 劣等感やコンプレックスも同じで、自分の短所ばかりを見ていると疲れてしまいます
今から相手の短所も自分の短所も忘れてしまいましょう
そして、相手の長所と自分の長所を見るようにしましょう。
そうすると、人間関係に疲れることもありませんし、自分自身に劣等感やコンプレックスを感じることがなくなるはずです。
「その長ずる所を尊び、その短なる所を忘る」ことが、あなたの劣等感やコンプレックスを解消し、あなたの心の平穏を引き寄せます。
企(つまだ)つ者は立たず
「背伸びをしようとしてつま先立ちをしている者は長く立っていることができない。」
- 早く歩こうとする者は歩き続けることができない。
- 目立とうとする者は誰からも注目されない。
- 自分の意見を押し付ける者は人から認められない。
- 自分の功績を自慢する者は功績がないのと同じである。
- おごれる者は長くは続かない。
- これらの行為は、無駄であり、悪い結果を生じることがある。
劣等感やコンプレックスを解消しようとして、無理をして背伸びをしたりつま先立ちをしたりしようとしていることはあまり良いことではありません
また、(もちろん、目標に向かってがんばることは良いことですが)早く目標を達成しようとして焦ることもあまり良いことではありません。
そんなことをしても疲れるだけで長続きしません。
周りのことを気にし過ぎないで、あなたは、あなたのまま、あなたのペースで生きていくのがいいんです。
自分が自分のままでいること。
そのことが幸せを引き寄せる方法なんです。
足るを知る者は富む
「満足することを知っている人が本当に豊かな人である。」
豊かさとは心の問題なんですよね…
例えば、10のうち6を持っている状態をどう考えるのか…
そして、6が7になった状態をどう考えるのか…
- 有るものにフォーカスするのか
- 無いものにフォーカスするのか
ということですよね。
無いものにフォーカスすると…- 6しかない
- まだ7しかない
- 9になっても、あとひとつ足りない
とネガティブに考えることになってしまいます。これではいつまで経っても心は豊かにはなりません
- 6しかない
- まだ7しかない
- 9になっても、あとひとつ足りない
これではいつまで経っても心は豊かにはなりません
劣等感やコンプレックスも同じです。
仮に劣等感やコンプレックスを少し解消することができても、まだまだ足りないとネガティブに考えてしまうでしょう。
また、仮に何かひとつの劣等感やコンプレックスを解消できたとしても、また他の劣等感やコンプレックスが出てきてしまうでしょう。
これではいつまで経っても劣等感やコンプレックスが解消することがありません。
つまり、劣等感やコンプレックスは、他ならぬ、あなたが自分で作り出しているものなんです
- 足りないものにフォーカスすることをやめよう
- 有るものにフォーカスしよう
- どんなことでもポジティブに考えよう
「足るを知る」ことが、あなたの劣等感やコンプレックスを消し去り、あなたの心に豊かさを引き寄せます。
劣等感とコンプレックスに効く「ブッダ(お釈迦さん)の名言」をご紹介します
唯我独尊
唯我独尊とは、自分勝手でわがままということではありません。
「自分だけでも自分のことを大切にする」という意味です。
自分の人生において、自分自身と1番長く付き合っていくのは自分自身に他なりません。
- だからこそ、自分自身が、自分自身を愛し、自分自身を守っていかなければならないんです
- 誰にどう思われようと、自分自身が自分自身の理解者になってあげなければならないんです
そう考えると、自分自身が、自分自身に対して、劣等感やコンプレックスというネガティブな感情を抱くはずがありません。
あなたのまま、あなたらしく生きていきましょう。
正見(しょうけん)
正しく見えないのは、そこに「あなた」というのフィルターがあるからなんです。
感情や気持ちがそのフィルターを曇らせてしまったり、視野を狭めてしまいます
また、時によっては、必要以上に良く見えてしまうこともあるでしょう。
- 本当はいくつも良いところがあるのに、たったひとつの良くないところを見てしまう
- 逆に、本当は良くないところもあるのに、たったひとつの良いところだけを見てしまう
例えば、恋をしていると、相手のことを必要以上に良く見えてしまうこともあるでしょう。
逆に、結婚すると、同じ相手なのに、相手の良くないところばかりが目に付くということもあるでしょう。
これらは2つとも、「本当は見なければいけないものを見ていない」、つまり、正しく見ていないということなんです
劣等感やコンプレックスも同じで、本当はいくつも良いところがあるのに、たったひとつの良くないところを見てしまって、正しく見ていないということなんですよね。
劣等感やコンプレックスを感じた時は、あなた自身のフィルターが曇っていないか、視野が狭くなってしまっていないかを確認してみるといいでしょう。
劣等感やコンプレックスに効く「引き寄せの法則」をご紹介します
思考や想いは現実化する
引き寄せの法則では、自分が考えていることや想っていることが実際に現実となります。
つまり、あなたが劣等感やコンプレックスを感じていれば、その思考がさらに強くなって、その状態がそのまま続いてしまいます。
なぜなら、思考や想いは現実化するからです。
つまり、だから、誤変換された劣等感やコンプレックスを修正変換する必要があるんです。
本当の自分の思考や想いに素直になることが幸せを引き寄せます
このページの冒頭部分にも記載していますが…
あなたは「ちょっとした幸せ」や「ちょっとした満足感」を感じたいからこそ、逆に、劣等感やコンプレックスを感じてしまっているのかもしれません。
だったら、素直に「ちょっとした幸せ」や「ちょっとした満足感」を感じればいいだけなんです。
幸せになることを自分がブロックしたり抵抗したりしてしまっているのかもしれません
「ちょっとした幸せ」や「ちょっとした満足感」を感じたいだけなのに、なぜ劣等感やコンプレックスを感じて悩んだり苦しんだりしてしまうのか…
それが「ブロック」とか「抵抗」というものの存在なんです。
「ブロック」や「抵抗」とは、劣等感やコンプレックスなどの誤変換を修正変換する際に邪魔をしてしまうものなんです。
つまり、「ブロック」や「抵抗」とは、幸せになることを邪魔してしまうものなんです。
- どうせ学歴が○○○だから○○○できない
- どうせ収入が○○○だから○○○できない
- どうせ容姿が○○○だから○○○できない
引き寄せの法則では、こういう思考を続けていると○○○できないということが現実化してしまいます
つまり、自分がブロックしたり抵抗したりしてしまっているのです。
幸せを感じることがあなたを幸せにしていきます
引き寄せの法則では、思考や想いが現実化します。
こんな単純な法則なんです。
だから、今の毎日の生活の中で「ちょっとした幸せ」や「ちょっとした満足」を探してみましょう
- 今日はちょっと寒いけど、太陽の陽が当たること気持ちいいね
- あの人と一瞬だけど目が合ってよかった
- ありがとうと言った
- ありがとうと言ってくれた
そして、毎日の「ちょっとした幸せ」や「ちょっとした満足」を手帳やノートに書いていきましょう。
これをしばらく続けてみてください。
そうすると、あなたの周りの環境が変わってくるはずです。
最後にブッダ(お釈迦さん)の教えから…
あなたの最大の理解者はあなたであり、あなたを愛して守ってあげることができるのもあなた自身です
意味のない、劣等感やコンプレックスで悩んだり苦しんだりしないで、自分自身をもっと大切にして、自分の人生を自分らしく生きていこう。