行政書士を開業して誰でも月100万円稼げるんです

では、どうやったら行政書士を開業して月に100万円稼ぐことができるのか?

当然ですが、「売上=単価×件数」だということをしっかり頭の中に入れておくこと。

つまり、月に100万円を稼ぐには1日平均3万3000円稼ぐ必要があるということなんです。

当たり前の話なので、拍子抜けするかもしれないけど、でも、当たり前だからこそ重要なんだということをしっかり理解しなければ、行政書士を開業として月に100万円稼ぐことはできない。

では、あなたが行政書士を開業して月100万円稼ぐにはどうすればいいか…

これも単純。

極論すれば…
  • 1件1万円の仕事を100件やるか
  • 1件100万円の仕事を1件やるか

ただそれだけのこと。

当たり前すぎて、バカすぎて、これ以上、このページを見るのが時間の無駄なら離脱していい。

実際にここでこの話を終わりにしてもいいかもしれない

でも、終わらない。

(話が大きく変わりますが)あなたはなぜ行政書士を開業した(開業しようとしている)のでしょうか?理由は何ですか?

そう質問されて、あなたはどう答えますか?

答えを予想するとすれば…

  • お金を稼ぐため
  • 法人系業務(許認可、会社設立、経営コンサルティングなど)をやりたいから
  • 国際業務(在留資格など)をやりたいから
  • 民事業務(離婚、遺言相続、消費者問題など)をやりたいから
  • その他

もっと具体的にいうと、あなたがその業務の中でやりたいことは何ですか?そして、その業務の単価はいくらですか?

「行政書士 開業」と検索なさる方は、おそらく、今から行政書士の勉強を始める方か、勉強中か、すでに合格なさっている方が多いと思われますが、「あなたがその業務の中でやりたい業務は何ですか?そして、その業務の単価はいくらですか?」と言われても、答えるのが難しいと思います。

日本行政書士会連合会では、5年に1度、全国的な報酬額統計調査を実施していて、日本行政書士会連合会のホームページに平成27年度の調査結果が掲載されていますので、参考になさってみてください

平成27年度報酬額統計調査の結果

では、行政書士を開業して月100万円稼ぐためには、どの業務を、いくらで、何件やればいいですか?

業務内容単価件数
例えば、建設業許可申請(個人・新規・知事)
いくつか業務を組み合わせよう
いくつか業務を組み合わせよう

でも、あなたは、その業務をやったことがありますか?その業務に精通していますか?

もしあなたが今まで行政書士の業務をやったことがなくても、実はそれほど心配する必要はありません。

私の知る限り、すでに開業している行政書士でも、行政書士を開業するまで行政書士の業務に関わったことがことがない人がほとんどです。

私も同じです。

だから、行政書士の業務に精通していない場合でもそれほど心配する必要はありません

では、どうやって行政書士の仕事の知識を身に付けていくのか?

行政書士の仕事の知識を身に付けていく方法
  • 行政書士会の研修に参加して勉強する(行政書士会や支部では毎月いくつもの研修を行っていますのでそれに参加して勉強するとともに人脈を広げる)
  • 都道府県や市町村のホームページに申請の手引きのPDFがある場合が多いので、それを読み込む(わからないところは、担当者に質問する)
  • 専門の書籍が多く出版されていますのでそれを参考にする
  • 仕事について教えてもらえる先輩行政書士を作っておく
  • 仕事をしながら仕事を覚える

「えっ?それで大丈夫なんですか?」と言われそうですが、多くの行政書士は開業当初はこうして仕事を覚えていくのです。

少しずつその業務に精通していってあなた自身のブランドができ上がっていきます。

行政書士の開業当初は、まさにパーソナルブランディングの過程と考えていいでしょう。

開業当初の頃はいろんな業務をしてみるといい

論語の一節にある言葉ですが、孔子さんも若い頃は貧しかったのでいろんの仕事をしたから何でもできると言っています。

精通している業務があり、行政書士を開業した当初からその業務の依頼がたくさん来ているケースは別として、開業当初はいろんな業務をしてみるというくらいでいいかもしれません。

そのうち、やったことがある業務が何度か入ってくるようになってきて、1件当たりの処理時間も早くなり、その業務に少しずつ精通してくるようになります

そして、その業務の専門サイトを作成して、さらにその業務の依頼が増え、処理速度も専門性も高まっていく。

しばらく経つとそういう分野がいくつかできてきます。

こうして、少しずつその業務に精通していってあなた自身のブランドができ上がっていきます。

行政書士の開業当初は、まさにパーソナルブランディングの過程と考えていいでしょう。

行政書士の場合、専門分野がなければ絶対に儲からない

行政書士の資格取得や開業の書籍(本)を読むと、行政書士の業務の分野が広くて将来有望な資格と記載されていることが多いですよね…

上記にも、開業当初はいろんな業務をやってみるといいと書いていますが、でも、これは行政書士を開業した当初だけだといっていいでしょう。

開業当初は、事務所を維持し、自分や家族も生活していかなければならないですので、とにかくお金が必要です。

ただ、依頼があった業務をただひたすら処理していくことは非常に効率が悪いんです。

依頼があった初めてやる業務やまだ経験が少ない業務は、その都度、都道府県や市町村のホームページに申請の手引きのPDFを読み込んだり、専門の書籍を読み込んだりする必要があり、非常に効率が悪いですので、時間的にも経済的にもコストがかかりすぎます。

ですので、どこかの段階で、専門分野に集中していかなければ、売上も上がらないですし、利益も上がらないんです。

極論すれば、例えば、「お客さんは、建設業に関するお客さんだけで、建設業に関係する業務と会社設立に関する業務だけしかやらない行政書士」でいいのです

最初は苦しいかもしれませんが、どんどん専門性が高まって、業務の処理も早くなり、売上や利益も上がるようになります。

そして、また依頼が増えて、さらに専門性が高まり、業務の処理も早くなり、売上や利益も上がるようになる好循環が生まれます。

そうなってくると、あの事務所はちょっと費用が高いけど、処理も早いし、何でも知ってて安心できるという状態になっていきます。

なかなか難しいですが、これがパーソナルブランディングの理想的なカタチと言えます。

法人系業務、国際業務、民事業務、どの分野でもいい

法人系業務(許認可、会社設立、経営コンサルティングなど)は、行政書士の業務の中では、継続性もあり、紹介も生まれやすいといえますので、専門性を高めていくとメリットが大きい分野だと言えるでしょう。

国際業務(在留資格など)も同じです。

民事業務(離婚、遺言相続、消費者問題など)については、継続性が低く、プライベートなことも多く、紹介も多くはない分野だと言えるかもしれません(実は、私はこの分野なんですが…)。

従業員を何人か雇っているような行政書士事務所は、やはり法人系業務か国際業務をやっている事務所が多いですね。

ただ、民事業務でも、爆発的な売上は期待できないかもしれませんが、月100万円を売り上げることも十分可能です。

おそらく、私は、どちらかというと、大きく儲けたり自己主張したりするよりも、カウンセリング的なところ、困っている人を助けたいというところが強いのかもしれません。

もっともっと儲けたいと思ったりする時もたまにはありますが、月に50~100万円くらい売り上げられたら十分という気持ちのほうが強くて…(笑))。

私の15年間の経験では、どの分野でも、行政書士を開業して1年の売上1000万円という数字は決して難しいことではありません。

多くの行政書士(他の士業や会社も同じ)は依頼を取ること(つまり、売上を上げること)に苦労している

士業も会社も同じですが、すべての利益の源泉は売上を上げることです。

売上が上がらない限り利益は上がりません。

そして、売上は依頼を取ることによって生まれます。

つまり、すべての源泉は依頼を取ることなんです。

当たり前のことですが、当たり前のことができないから困っているのです。

では、どうやったら依頼が取れるのか、それは、仕事を依頼してくれる人に自分自身を知ってもらうことです。

じゃあ、自分自身を知ってもらうにはどうすればいいのか?

一般的には…
  • 行政書士を開業する時に、それまでに知り合った方に対して、「行政書士開業のご挨拶」のような挨拶状を送る
  • そこまでできない場合には、年賀状を出す際に、「行政書士として開業しました」と書いておくなどもありでしょう。

  • 異業種交流会に参加して、他士業の先生や会社経営者の方と出会う機会を増やす
  • 他士業の先生の事務所に、開業のご挨拶の手紙を出す、挨拶に出向く
  • ホームページを作る
  • ブログを始める

どの行政書士開業本にも書いているような、当たり前のことばかり書いてますよね…

それくらい大切だし、実際には当然のことを当然に継続していくことが非常に大切だということなのかもしれません。

でも、「簡単に誰でも売上が上がる魔法のような方法を教えてくれよ…」という人にとっては、当たり前すぎて、バカすぎて、これ以上、このページを見るのが時間の無駄と思うかもしれませんね。

そういう人はこのあたりで離脱していいと思います。

実際にここでこの話を終わりにしてもいいかもしれない。

でも、終わらない。

ホームページ経由の売上だけで、行政書士でも月間売上100万円は可能です

何かについて調べる際には、インターネットで調べるということが一般的になっています。

そして、インターネットで調べたお店に行ったり、インターネット上で買い物をしたりすることが非常に多くなってきています。

5年から10年くらい前から、税理士の先生や弁護士の先生もホームページ経由でのと問い合わせから依頼を取るという流れを強化しています。

法人系業務も、民事業務も、そして、国際業務も、すでにホームページで依頼を取る流れが強いですが、これからもどんどん強くなっていくことが予想されます。

実は、私はホームページ経由での売上がほぼ100%(99%以上)です。

民事業務ではやはりホームページは絶対的に必要です。

法人系業務では、税理士の先生や司法書士の先生から仕事を紹介してもらうことも重要なポイントですが、それだけではなく、自分で仕事を取って、逆に税理士の先生や司法書士の先生に紹介することももっと重要です。

そうしなければ税理士の先生や司法書士の先生との関係が強化されません。

いずれにしても、自分で依頼を取るということは絶対的に必要です。

そのためにホームページは絶対的に必要です。

そして、ホームページ経由の売上だけで、行政書士でも月間売上100万円は可能です。

数十万円もするようなホームページを作ったり、毎月数十万円もネット広告を出す必要ありません

「数十万円もするホームページ=依頼が取れるホームページ」ということではありません。

もしそうであれば誰もがそのホームページを求めて、そのホームページ制作会社にお客さんが殺到するでしょうが、実際にはそうではありません。

ネット広告に毎月数十万円も投入する必要もありません。

実は、広告費をまったく使わなくても、無料のサイトに登録したり、自分でホームページで集客したりして、行政書士1人で月50~100万円くらいの売上を上げることは十分に可能なんです。

重要なのは、数十万円もする高いホームページや高い広告費ではなく、できるだけ費用をかけずに集客して利益を上げる方法を身に付けることなんです。