仕事がうまくいかないという悩みや不満はポジティブに解消するといいですよ

個人的な問題として仕事がうまくいかない場合の事例を挙げながら見ていきましょう

仕事が向いていなくて仕事がうまくいかない

  • なぜか、よくミスをしてしまう
  • やる気が出ない
  • 実は他にしたい仕事がある

という場合は、そもそも今の仕事が向いていないのかもしれません。

仕事が向いていなくて仕事がうまくいかない場合には…
  • このミスマッチそのものを解消することができるのかどうか
  • このミスマッチに耐えることができるかどうか

を検討してみるといいでしょう。

仕事が向いているかどうかということも個性のひとつでもあると思いますので、仕事が向いていないというミスマッチを解消することが非常に難しいかもしれません。

仕事が向いていないというミスマッチを解消できない場合には、転職などを考えてみてもいいかもしれません。

自分のスキルや能力が足りなくて仕事がうまくいかない

でも、それは、おそらく「今は…」ということではないでしょうか?

その場合には、自分に足りないスキルや能力を伸ばしていくようにすれば少しずつ仕事がうまくいくようになっていくはずです。

自分のスキルや能力が足りなくて仕事がうまくいかない場合には…
  • スキルや能力を伸ばしていくためにはどうすればいいのか
  • そして、それまでの間に耐えることができるかどうか

を検討してみるといいでしょう。

いずれにしても、どの仕事でも、多かれ少なかれ、その分野のスキルや能力が必要です。

ある意味、このことは避けては通れないことではあるかもしれません。

営業成績が上がらなくて仕事がうまくいかない

  • ノルマがきつい
  • 会社や上司からのプレッシャーがきつい
  • 精神的に追い詰められている

営業職というのは、ある意味、特殊能力が必要というか、他の仕事とは少し違った能力や素質のようなものが必要だったりするのかもしれません。

営業成績が上がらなくて仕事がうまくいかない場合には…
  • そもそも営業職が向いているのかどうか
  • そして、このミスマッチに耐えることができるかどうか
  • 営業に必要なスキルや能力を伸ばしていくためにはどうすればいいのか

を検討してみるといいでしょう。

営業職は、成績そのものが求められますので、会社や上司からのプレッシャーがきついというのも特徴のひとつです。

そして、営業職が合わない人はこのミスマッチを解消することが非常に難しいかもしれません。

営業職が合わない場合には、営業職以外の仕事への転職を考えてみてもいいかもしれません。

職場での人間関係が原因で仕事がうまくいかない

  • 上司との人間関係がうまくいかない
  • 同僚との人間関係がうまくいかない

これは、程度の差はありますが、どの仕事でも完全に避けることが難しいことではあると思います。

職場での人間関係が原因で仕事がうまくいかない場合には…
  • 職場の人間関係を改善することができるのかどうか
  • 職場の人間関係の問題に耐えることができるかどうか

を検討してみるといいでしょう。

「職場での人間関係がうまくいかない」についてもう少し詳しく考えていきます

人の己を知らざるを憂えず、人を知らざるを憂うなり

これは、論語に出てくる言葉で、「相手が自分のことを理解しないことを憂うのではなく、自分が相手のことを理解していないことを憂うべきです」という意味です。

上司や同僚が自分のことを理解してくれないと悩むより、まずは、自分が相手のことを理解しようとすることが必要なんです

つまり…

  • 「あなたのことを理解しようとしない」「人間的に難しい」という上司や同僚に対して
  • 「あなたのことを理解してもらうこと」や「上司や同僚が人間性を変えること」を求めるよりも
  • まずは、あなたがそういう上司や同僚を理解するほうが早いですよ

ということでもあるんです。

少し失礼かもしれませんが、そのような上司や同僚が簡単に変わるはずがありません。

これは、そもそも上司や同僚の問題であって、あなたの問題ではありません。

それよりも、あなたの考え方を少し変えてみるほうが簡単だということも事実です

ネガティブに悩みや不満に留まるよりも、ポジティブに悩みや不満から逃れる

同じものでも、見方を変えることによってイメージが変わります。

それが自分を守ることになるんです。

つまり、どうしようもない上司や同僚に対して、怒りや苦の感情を持って悩みや不満を抱くよりも、ポジティブに悩みや不満から逃れる方法を考えるほうがラクなんです。

嫌なところを探すことをやめて、良いところを探す

「人の己を知らざるを憂えず、人を知らざるを憂うなり」という論語の言葉は、相手のことを理解すべきだという意味ですが、これは、「相手の良いところ探したり、相手の価値観や考え方を尊重する」ということなんです。

人は、誰でも、良いところも良くないところがありますが、嫌な人のことは、他に良いところがあったとしても、どうしても嫌なところばかりが目に付いてしまいます。

それが自然なんです。

でも、それでは、さらに嫌になっていって、負のスパイラルに陥ってしまいます。

これでは、自らネガティブに悩みや不満に留まってしまうのと同じです。

嫌な人だとしても、その人の良いところを探すことによって、ポジティブに悩みや不満から逃れることができるはずです

最初は難しいかもしれませんが、少しずつ実践していってみるといいでしょう。

それでも、人間関係が原因でどうしても仕事がうまくいかない場合には…

相手の良いところを探したり、相手の価値観や考え方を尊重したりして、ポジティブに悩みや不満から逃れるようにしてみても、相手が相手の問題を解決しようとしなければ、人間関係がほとんど改善しないこともあるでしょう。

人間関係がほとんど改善しない場合には、あなた自身が耐えることができなくなってしまう前に転職などを考えてみてもいいかもしれません。

あなたが守るべきは、あなた自身ですから…