仕事したくないあなたへ「自分を愛し、自分を守るのは、自分自身である」ということを伝えたい
仕事したくないのが一時的なものなのか、それとも慢性的なものなのかということが重要です。
仕事したくないのが一時的な場合
一時的な場合には、心と体のストレスの修復装置(食生活、睡眠、生活リズム)の乱れが仕事したくないということにつながっている場合があります。
もちろん、労働時間(不規則、長時間の残業)を原因とするものの場合は別ですが、私生活を原因とする食生活、睡眠、生活リズムの乱れが原因の場合には、できるだけ早く私生活を見直す必要があるでしょう。
私生活の乱れは、私生活の充実とは異なります。
仕事したくないのが慢性的な場合(問題はこちらです)
- 仕事が向いていない
- 職場の人間関係
- 労働時間(不規則、長時間の残業)
- 他にやりたいことがある
- そもそも働きたくない
仕事による心と体の疲れやストレスが強すぎる場合には、ストレスの修復装置や私生活への影響が出てしまい、「悪影響のスパイラル」に陥ってしまう可能性もあります
- 仕事は人生の一部に過ぎません
- でも、人生のとても大切な一部であることは事実です
- 仕事は人生のとても大切な一部であることは事実です
- でも、人生の一部に過ぎません
仕事も大切ですが、仕事は人生の一部に過ぎず、人生そのものが大切だということを忘れてはいけないと思うんです
つまり、仕事は、大切な人生の一部だから大切なんだということなんですよね。
人生を考えるうえで、仕事は切っても切れない関係にありますので、仕事したくないのが慢性的な場合には、これからのあなたの人生と重ね合わせながら仕事について考えていかなければいけません。
今の仕事が向いていないんじゃないかと感じている場合
仕事を決める際に重要なことは「自己理解」と「仕事理解」をしたうえで、この2つが「マッチング」することです
今の仕事が向いていないんじゃないかと感じている場合には、「自己理解」と「仕事理解」が不十分でこの2つの「マッチ」ができていないことが原因だと考えられます。
正直なところ、これは理想論でキレイ事ではありますが、仕事を決める際にはこういうことを考えながら仕事を決めるということではあるんです。
もちろん「自己理解」と「仕事理解」といっても難しいことではあると思いますが、「仕事が向いていない」「仕事したくない」と感じている場合には、必ずそこに何か理由があるはずです。
なぜ、あなたは「仕事が向いていない」「仕事したくない」と感じるのか、自分を見つめ直したり、自分と仕事との関係を見つめ直したりして、ゆっくり考えてみてください
そうすると、あなたが「どういう仕事が向いていないのか」「どんな仕事をしたくないのか」が見えてくるはずです。
「向いている仕事をしよう」というのは、やる気に満ちていて、自分は何でもできると考えている、初めて就職活動をする人の場合であり、ある意味、理想論であり、キレイ事だと思うんです。
人生はそんな簡単じゃないですよね…
そもそも、たくさんある仕事の中から自分が向いている仕事をピンポイントで見つけることは、針の穴を通すくらいに難しいことだと思うんです。
「仕事が向いていない」「仕事したくない」と感じる方は、自分が「どういう仕事が向いていないのか」「どんな仕事をしたくないのか」を見つけ出して、それに当てはまる仕事を除外していくというほうが簡単です。
今までの経験を次に活かすことを考えるほうがはるかに有意義です。
つまり、これから幸せになるヒントを得るために過去に向き合うことは非常に大切ですし、非常に有意義なことなんです。
職場の人間関係が原因で仕事したくないと感じている場合
ネガティブに悩みや不満に留まるよりも、ポジティブに悩みや不満から逃れることを考えてみる
職場での人間関係の問題は、程度の差はありますが、どの職場でも完全に避けることが難しいことではあると思います。
そういう意味では、職場での人間関係の問題を改善する「考え方」を身に付けていくことも非常に大切なことだと言えるでしょう。
そもそも、程度の差はありますが、どの職場でも人間関係の問題は起こり得ることですから…
上司や同僚があなたのことを理解してくれないと悩むより、あなたが上司や同僚のことを理解しようとすることが大切です
実は、これは少し逆説的です。
- 「あなたのことを理解しようとしない」「人間的に難しい」という上司や同僚に対して
- 「あなたのことを理解してもらうこと」や「上司や同僚が人間性を変えること」を求めるよりも
- あなたがそういう上司や同僚を理解するほうが早いですよ
ということなんです。
もっと言うと、そんなバカなやつは、正面から向き合わないで、放っておきなさいということでもあるんです
少し失礼かもしれませんが、そのような上司や同僚が簡単に変わるはずがありません。これは、そもそも上司や同僚の問題であって、あなたの問題ではありません。
それよりも、「あなたの考え方を少し変えてみるほうが簡単ですよ」ということなんです。
このことこそが、ネガティブに悩みや不満に留まるよりも、ポジティブに悩みや不満から逃れることにつながります。
嫌なところを探すことをやめて、できるだけ良いところを探してみる
人は、誰でも、良いところも良くないところがありますが、嫌な人のことは、他に良いところがあったとしても、どうしても嫌なところばかりが目に付いてしまいます。
それが自然ですから、仕方がありません。
でも、それでは、さらにその人のことが嫌になってしまって、負のスパイラルに陥ってしまいます。
これでは、自らネガティブに悩みや不満に留まってしまうのと同じです。
嫌な人だとしても、その人の良いところを探すことによって、ポジティブに悩みや不満から逃れることができるはずです
その人の良いところをうまく引き出して、それをうまく活用するくらいの気持ちでいいのかもしれません。
実は、このことは組織運営では非常に大切です。
最初は難しいかもしれませんが、あなたが管理職になった時のことを考え、組織のマネージメントのつもりで少しずつ実践していってみるといいでしょう。
上司や同僚の良くないところを見るのではなく、良いところをうまく活用することこそが、あなたの課題だと言えるかもしれません。
それでも、人間関係が原因でどうしても仕事したくない場合には…
相手の良いところを探したり、相手の価値観や考え方を尊重したりして、ポジティブに悩みや不満から逃れるようにしてみても、相手が相手の問題を解決しようとしなければ、人間関係がほとんど改善しないこともあるでしょう。
人間関係がほとんど改善しない場合には、あなた自身が耐えることができなくなってしまう前に転職などを考えてみてもいいかもしれません。
あなたが守るべきは、あなた自身ですから…
働きたくない意味での、仕事したくないという場合
そもそも、仕事とは…
仕事をすることにどんな意味があるのかを考えると次のようなことになると考えることができます。
- 経済的報酬(生活の糧)
- 能力向上
- 社会貢献(やりがい)
- 社会的評価
- 「経済的報酬を得ること」と「社会とのつながり」
- 「個」と「社会」とのつながりのひとつの形態
なんだと思うんです。
ということは、これらに代替することができれば、いわゆる嫌な仕事をする必要がなくなるということですよね
- 今の仕事以外で経済的報酬を得ることができるなら…
- 今の仕事以外で社会とのつながりを得ることができるなら…
無理をして今の仕事をしなくてもいいということなんですよね。
つまり、社会と少しでもつながりながら、何とか食っていければいいと考えることもできるんじゃないかと…
あなたの幸せのカタチはあなたが作っていくもの
価値観が多様化している現在において、幸せのカタチもそれぞれ異なります。
そもそも、あなたの幸せのカタチを他人が批判したり否定したりすることはできません。
もし批判したり否定したりする人がいれば、それは、批判したり否定したりすることによって、その人の価値観を守っているだけなのかもしれません。
そもそも、自分が自分の人生に幸せを感じていれば、他の人の人生も尊重できるはずですし、自分自身を大切にしている人は、他の人も大切にできるはずですから…