そもそも、なぜなぜ分析とは…
なぜなぜ分析は、製造業などのビジネスの現場で活用されることが多いですが、個人的な問題や悩みになぜなぜ分析を活用することもできるんです。
問題や悩みを解決するためには「根本的な原因に目を向ける」ことが大切です
問題や悩みの直接の原因だけに目を向けてしまうと、苦しみや反発心のようなものしか生まれてきません。
でも、誰もがそういう状態におちいってしまいます。
問題や悩みを解決するためには、「なぜそのような問題や悩みが生じてしまうのか」、なぜなぜ分析を行って、根本的な原因に目を向けることが大切です。
問題や悩みを解決するためにその原因の原因の原因を探そう!
対人関係の問題や悩みを解決するためには4つの視点があります
- 自分のなぜなぜ分析
- 相手の立場にでのなぜなぜ分析
- なぜそういう問題が起きてしまったのか
- なぜそういう気持ちになるのか
なぜなぜ分析を行う
なぜそういう問題が起きてしまったのか | なぜそういう気持ちになるのか | |
自分のなぜなぜ分析 | ||
相手の立場でのなぜなぜ分析 |
これを行うことによって、自分の行動や気持ちの整理をするとともに、相手の立場になって考えることになります。
対人関係では相手の立場になって考えることが非常に重要です。
解決策を考える
- 同じ問題が起きないようにするためにはどうすればいいのか?
- 気持ちを和らげるためにはどうすればいいのか?
自分の心を落ち着かせて、自分と相手のなぜなぜ分析をすることは、今後の相手との人間関係や自分の気持ちの改善に必ず結び付くはずです。
解決策を実行する
1番大切だと言っていいのが、解決策を実行することです。
なぜなぜ分析を行って解決策を考えたとしても、それで終わってしまっていては何の意味もないと言ってもいいかもしれません。
なぜなぜ分析を行って、考えた解決策を実行すること。
このことが非常に大切なんです。
完璧でなくても、少しずつ実行していきましょう。
こうして行ったなぜなぜ分析を今後の問題や悩みの発生防止に活かすようにしましょう
1度起こった問題や悩みは、他の同じようなケースでも起きる可能性があります
そうすると、自分の人生において問題や悩みが発生する回数が減るとともに、問題や悩みの大きさも小さくなるはずです。
問題や悩みを起こさない言動や考え方を習慣付ける
問題や悩みの原因となる小さな種をまかない言動や、その小さな種や芽を刈り取るような言動や考え方を日ごろから続けるようにしていきましょう。
そういう言動を行うことや考え方を持つことを習慣付けるによって、自分の周りからトラブルや悩みが少しずつなくなっていくはずです。
問題や悩み発生の察知能力を向上させる
もちろん、窮屈な生活をしたほうがいいというわけではありません。
楽しく生きていけばいいのです。
ただ、「口は災いの元」というのも事実です。
そして、同じ言葉でも、相手によっては受け止め方が違うのも事実です。
雑談の中で、良かれと思って言ったアドバイスを説教として受け止められることだってあるんです。
できるだけ自分から問題や悩みの種をまかないようにすることと、問題や悩みの種や芽を少しでも早く刈り取ることが大切です。
なぜなぜ分析をする習慣を付けるようにしましょう
原因の原因の原因に目を向けて、心を鎮めて解決方法を考えると、人生はラクになるはずです
問題や悩みの直接の原因ばかりに目を向けていては、余計に問題が大きくなったりするだけで、なかなか解決の方向に進まないということがよくあります。
そういう場合には、原因の原因の原因に目を向けて、心を鎮めて、自分のことも相手のことも考えてみましょう。
- なぜ、相手はそういうことを言ったのか、したのか
- なぜ、自分はそういうことを言ったのか、したのか
- なぜ、自分はそういう気持ちになってしまうのか
なぜなぜ分析をすることによって、問題や悩みの直接の原因から離れることが大切です
このことによって心が鎮まります。
なぜなぜ分析をする習慣を身に付けることによって、問題や悩みの直接的な原因ではなく、本質的な原因に目を向け、その問題の解決を行い、今後、同じような問題が発生しないように役立てることができるようになります。
そして、それを続けましょう。
このことを習慣付けることによって、必ずあなたの周りから問題や悩みが少しずつなくなっていくはずです。