年収1000万を考えることは自分の人生を考えるということかもしれません

実際のところ、年収1000万円以上はどれくらいいるのか…

国税庁の民間給与実態調査、厚生労働省の賃金構造基本統計調査、転職サイトDODAなどの情報を参考にすると…

平均年収 年収1000万円以上の割合
30代 415万円 1.5%
40代 470万円 7.5%
50代 500万円 20%

年収1000万円を稼ぐとは具体的にどういうことなのか…

年収1000万円を稼ぐということは時給で換算すると「1時間4000円前後」で働いています

年収1000万円を月平均83万3000円として考えると…
  • 月平均175時間(1日8時間、月22日)働くとすると時給は約4700円になる
  • 月平均250時間(1日10時間、月25日)働くとすると時給は約3300円になる

つまり、年収1000万円を稼ぐ人は1年を通して時給4000円前後のパフォーマンスを維持して働いているということになります。

退職金を考えると年収はもっと多くなります

もちろん勤続年数などによって異なりますが、仮に、40年間働いて退職金が3000万円だとして計算すると、1年平均75万円で1か月平均6万2000円になります。

つまり、退職金を考えると、年収1000万円ではなく、年収1075万円で、月平均89万5000円になります

そう考えると、年収1000万円の場合は、時給が4000円を超えていると考えていいでしょう。

もちろん、実際にはこんな単純な計算ではないはずですが…

時給1000円の場合、どれくらい働けば年収1000万円になるのか…

実は、時給1000円では、1日24時間365日働いても1年865万円にしかならず、年収は1000万円になりません

  • 時給1000円で月平均175時間働くとすると年収は210万円にしかなりません
  • 時給1000円で月平均255時間働くとすると年収は306万円にしかなりません

実は、時給1141円で1年中1秒たりとも休まずに働いて、やっと年収1000万円になります

つまり、普通にやっていては年収1000万円は相当難しい金額だと言えるでしょう。

時給1000円の場合、夫婦2人とも毎日14時間働いて、やっと世帯の年収が1000万円になります

  • 夫婦2人が時給1000円で働いたとしても世帯の年収は500万円前後にしかなりません
  • 夫婦2人が時給1500円で働いたとしても世帯の年収は750万円前後にしかなりません
  • 夫婦2人が時給2000円で働いて、やっと世帯の年収が1000万円に到達します

夫婦2人が時給1000円で働いて年収1000万円にするためには、1人月平均41万6500円稼ぐことになりますので、1人月平均416時間働くことになります。

つまり、時給1000円の場合、夫婦2人とも毎日14時間働いて、やっと世帯の年収が1000万円になります

世帯で考えても年収1000万円という金額は簡単ではありません。

特に、小さい子供がいる家庭の場合には、夫婦2人がフルタイムで働くことが難しいですので、世帯年収で考えても年収1000万円は相当難しいと言ってもいいでしょう。

つまり、世帯で考えても、普通にやっていては年収1000万円は相当難しい金額だと言えるでしょう。

今の会社で年収1000万円を稼ぐことが難しい場合にはどうすればいいのか…

転職をすれば年収が上がる可能性があるのかを探ってみる

もちろん、今の会社で将来的に年収1000万円を稼ぐことができるのであれば、今の会社で年収を上げる努力をするのが1番の近道ですが、今の会社ではがんばっても希望の年収を稼ぐのが難しいということもあると思います。

そういう場合には、転職をすれば年収が上がる可能性があるのかを探ってみるのもひとつの方法です

今までは、「転職をすれば年収が下がる」「会社を辞めてもすぐに就職できない」と考えられていましたが、今は、転職エージェントといって、人材紹介会社のサービスが広がってきていて、意欲のある人には年収が上がる可能性が広がっています。

転職エージェントとは…
転職エージェントとは、登録型のヘッドハンティングのようなもので、転職希望者が転職エージェントに登録して、在職中からキャリアコンサルタントに相談しながら進めていくことができますのでメリットが高く、リスクが少ないと仕組みになっています。

しかも、転職エージェントへの登録もキャリアコンサルタントの相談もすべて無料のところがほとんどです。

これからは転職エージェントを活用した転職がどんどん広がってくると考えていいでしょう。

年収を上げたいとお考えの場合には、転職エージェントに登録して転職をすれば年収が上がる可能性があるのかを探ってみてはいかがでしょうか?

不動産や保険の営業職など、歩合が高い会社に就職する

営業が向いているとお考えの場合には、成果が年収に直結する給料体系、つまり、やればやるほど収入が上がる会社で働くのが年収1000万円への近道かもしれません。

例えば、フルコミッション(完全歩合)の場合には、固定給がありませんので、当初は収入が不安定になる可能性がありますが、がんばればがんばるほど年収が上がっていきますので、年収1000万円も夢ではありません。

しかも、フルコミッションの営業職の中には年収数千万円という方もいらっしゃいます。

もちろん、フルコミッションでは不安が大きいという場合には、フルコミッションではなく、一定の固定給もあり、歩合も高いという給料体系で働くことも可能です。

また、独立開業をするという可能性も十分にあります。

営業が向いていて、年収を上げたいとお考えの場合には、歩合の高い営業職に転職してみることを検討してみてはいかがでしょうか?

会社の給料と副業の収入で年収1000万円を稼ぐ

大手企業でも、労働時間を削減して副業OKの会社が出てきているようですが、これは、業務の効率化を推進して、無駄な残業代を削減することも狙いのひとつだと言えるかもしれません。

つまり、効率化できる業務に従事している場合には、これからは、残業を制限されたりして給料の上昇が期待しにくくなることが予想されます。

こういう場合には、副業によって年収を上げることも可能です。

ただ、平日の退社後に数時間だけ時給1000円でアルバイトをすることは現実的ではありませんし、休日にアルバイトをするのも、年収1000万円に近付けることを考えると現実的な方法ではありません。

もちろん、副業によって得られる体験や知識もあるでしょうが、本業の給料と労働時間から換算された時給を超えた金額で働くことができなければ、年収を上げるということを考えるとどれくらいの意味があるのかわからなくなってしまうと言えるかもしれません。

副業をしたつもりで、キャリアアップのために時間を使うのもあり

この場合には、もちろん目先の収入は入ってきません。

むしろ、お金が出ていくと思われます。

しかし、キャリアアップのためにお金や時間を使うことによって、将来的な年収を上げる可能性を高めておくということは非常に有意義なことだと言えるかもしれません。

夫婦で合わせて年収1000万円を稼ぐ

上記の通り、それぞれの家庭の事情がありますので、夫婦を合わせた世帯年収でも1000万円を稼ぐことは簡単ではありません。

もちろん、それぞれの家庭の事情を最優先にしながらということは言うまでもありませんが、例えば、専業主婦の方が週に何日か1日数時間でも働くことによって、収入が1つではなく、2つあれば、「ダブルインカム」になり、世帯年収を上げることも可能です。

また、夫婦ともに自分の年収を上げることを考えることによって世帯年収1000万円に近付く可能性が高まります。

資格を取得したり、手に職を付けて、独立開業することを検討してみる

もちろん、独立開業するためには開業資金も必要ですし、赤字になってしまう可能性があることも否定はできません。

当面の生活費も必要です。

しかし、心の中であたためてきた夢を実現するということも人生の目的のひとつだと言えるかもしれません。

独立開業に向けて、資格を取得したり、手に職を付ける
  • 行政書士や社会保険労務士などの資格を取得する
  • 柔道整復師の資格を取得する
  • カフェを開業するためにスクールに通って勉強する
  • ネイルサロンやエステサロンを開業するためにスクールに通って勉強する
  • 訪問介護事業所の開業に向けて介護系の資格を取得する
  • 独立開業に向けて修行する

資格を取得することや、手に職を付けることは、独立開業しない場合でも、自分にとってかけがえのない財産となります。

フランチャイズや代理店に加盟することを検討してみる

最近、街で見かける飲食店やハウスクリーニングや学習塾などは、直営の店舗もありますが、フランチャイズの店舗だったりするんです。

フランチャイズや代理店に加盟するには、開業資金とロイヤリティーが必要となりますが、本部からノウハウの指導を受けることができるとともに、ブランド力を享受することもできますので、自分で最初から事業を立ち上げることと比べると、未経験でもスタートしやすい独立開業の形態だと言えるでしょう。

加盟店の中には、メガフランチャイジーといって、30店舗以上を展開、またはフランチャイズで20億円以上の売上を上げる加盟店のオーナーもいらっしゃるようです。

興味がある方は、どのようなフランチャイズがあるのかご覧になってみてもいいかもしれません。

不動産やFXなどの投資で稼ぐ

不動産やFXなどの投資は、リスクがありますので、簡単におすすめできることではありません。

しかし、私の知人にも、サラリーマンで賃貸不動産をいくつか所有している方がいます。

仮に奥様が専業主婦の場合でも、会社の給料と不動産収入のダブルインカムになりますので、その方は、ごく普通のサラリーマンですが、不動産の賃貸収入を合わせると年収は1000万円を超えていると思われます。

実は、賃貸不動産の経営は、賃貸収入だけでなく、節税対策にもなりますし、生命保険代わりにもなりますので、いくつかのメリットがあります。

特に、年収が高い方には、節税対策としての効果も大きいかもしれません。

しかも、財産を残すという意味では、仮に大きな利益が出なくても、家賃で財産を手に入れることができると考えることができるでしょう。

興味がある方は、不動産やFXなどの勉強をなさってみてもいいかもしれません。

これからは、1人1人がいかにして年収を上げるのか…ということを真剣に考えなければならない時代になります

税金や社会保険料の負担増加によって手取りが増えない時代に生きている

これからは国が守ってくれる時代ではありません。

というよりも、正直なところ、国が国民から大きく搾取する時代になっていきます。

しかも、年金の支給年齢が上がっていくことと、年金の支給額も下がっていくことはほぼ間違いないと思われます。

これからは、そういう時代に突入していきます

年収1000万円は別としても、これからは、1人1人がいかにして年収を上げるのかを真剣に考えなければならない時代になっていきます。

自分を守るのは自分しかいない、そういう時代です。