浮気の証拠となるもの、証拠になりにくいものについて行政書士がご説明いたします

浮気の証拠となるもの

ホテルを出入りするところの写真や動画

ホテルを出入りするところの写真や動画、ホテル内（または浮気相手の部屋）で写した裸の画像や性行為を写した動画は「非常に有効な浮気の証拠」となります。

これらの証拠に合わせて、肉体関係があったことを推測できる内容があるメールやＬＩＮＥなどと組み合わせるとかなり有効だと考えていいでしょう。

ただ、あなたご自身は仕事や子供のことで時間を取られてしまいますので、あなたが自分でホテルに出入りするところの写真や動画などを撮ることは現実的に少し難しいというのも事実です。

そういう場合には探偵事務所にご相談なさってみるといいかもしれません。

自分の夫や妻または浮気相手が浮気の事実を認めた録音や書面

自分の夫や妻または浮気相手が浮気の事実を認めた録音や書面は「有効な浮気の証拠」となります。

なお、いずれにしても、自分の夫や妻または浮気相手が浮気の事実を認めてもらうためには、その前に、肉体関係があったことを推測できる内容があるメールやＬＩＮＥ（facebook）や、ホテルを出入りするところの写真や動画などが必要となるのではないかと考えられます。

肉体関係があったことを推測できる内容があるメールやＬＩＮＥ（facebook）

肉体関係があったことを推測できる内容があるメールやＬＩＮＥ（facebook）は「浮気の証拠の一部」になると考えていいでしょう。

なお、日常会話のようなやり取りしかない場合には浮気の証拠にはなりにくいと考えていいでしょう。

浮気の証拠をいくつか組み合わせる

ひとつの証拠を否定されても、いくつか証拠があればさすがに否定し続けることは難しいといえるでしょう。

もしそれでも浮気の事実を否定し続けているような場合でも、浮気の証拠があれば裁判をすることも可能となります。

ただ、やはり、浮気の証拠を集めるには現実的な限界があるのも事実ですので、そのあたりの理想（証拠はホテルの出入りの画像がいい、その他の証拠も多いほうがいい）と現実（証拠が取れるかどうか、探偵事務所に依頼すると費用がかかる）というところをどのように考えるか…ということになると思われます。

「浮気の証拠となるもの」を簡単にまとめると…

浮気の証拠になりにくいもの

レストランなどの食事の領収書

レストランなどの食事の領収書は、肉体関係があったことを推測することが非常に難しく、これだけでは浮気の証拠とはなりにくいと考えるのが一般的だと思われます。

電話の発信履歴や着信履歴

同じ電話番号に何度も電話をしていることがわかったとしても、やはり、それだけでは、相手に会っていたことすらわかりませんし、ましてや肉体関係があったことを推測することが非常に難しく、これだけでは浮気の証拠とはなりにくいと考えるのが一般的だと思われます。

浮気の証拠がない場合には慰謝料請求できない？

浮気の証拠がなくても「慰謝料請求をすること」はできます

少し理屈っぽいですが、慰謝料請求をするというのは、夫や妻または浮気相手に対して「慰謝料を支払え！」と言うことですので、浮気相手が浮気の事実を認めるかどうか、慰謝料の支払いに応じるかどうかを別とすれば、浮気の証拠がなくても慰謝料請求をすることはできます。

つまり、結果はどうであれ、浮気の証拠がなくても「慰謝料を支払え！と言って慰謝料請求をすること」はできるということです。

でも、夫や妻または浮気相手に浮気の事実を認めてもらったり、慰謝料を支払ってもらったりする可能性を上げたい場合には、浮気の証拠が必要となるかもしれません

浮気の証拠があるかないか、証拠が強いか弱いかは、慰謝料請求ができるできないではなく、夫や妻または浮気相手が慰謝料を支払ってくる可能性が高いか低いかということであるとお考えになるといいかもしれません。

そういう意味では、「浮気の証拠＝可能性を左右するもの」と言えるかもしれません。

「浮気の証拠がない場合には慰謝料請求できない？」を簡単にまとめると…

どうしても自分で浮気の証拠を集められない場合には探偵事務所にご相談なさってみるといいかもしれません

最近は、探偵事務所に浮気調査の依頼をしている方も多くなってきています

夫や妻または浮気相手に浮気の事実を認めてもらったり、慰謝料を支払ってもらったりする可能性を上げたいとお考えの場合で、どうしても自分で浮気の証拠を集められない場合には探偵事務所にご相談なさってみるといいかもしれません。