ツァイガルニク効果を活用するためには、今、この瞬間を大切にすることが重要なんです

めちゃくちゃ簡単に言うと、ツァイガルニク効果とは…

中途半端なところで終わってる（中断している）から…

漫画やテレビ番組でもよくやってますよね

バラエティー番組でのＣＭの前とかですよね…

あと、典型的なのは、マンガ（アニメ）やドラマがちょうどめちゃくちゃ良いところで終わるってやつですよね。

例えば…

「この後どうなるんだ？」ってことで、また来週もマンガを買ったりドラマを見たりするんですよね…

格闘系のマンガが「必殺技を出した瞬間」で終わると、人々の頭の中から「必殺技を出した瞬間」のことが離れなくなる

って考えながら、次の週のマンガやアニメ放送の日を心待ちにしてしまう。

「途中」で終わると、この後どうなるか知りたくなるんです

みんなの頭の中はグラグラ揺さぶられたまま「早く続きを見せろ！」って１週間を過ごすことになる。

こうして人々はマンガやドラマにハマっていくわけです。

「〇〇〇〇ってドラマにハマってて、毎週楽しみで見てるんですよ。この後どうなるか楽しみで…」ってやつですよね。

人間っていうのは、複雑なところもあるけど、本当に単純な一面があるってことなんですよね…

ツァイガルニク効果って「切り方」の心理学なんだよ、つまり。

話のどこで切るのか、それが重要なんだよ

「この後どうなるんだ？（この後どうなるか知りたい！）」と思わせるような「切り方」が大切だってことなんですよね…

だから、おもしろいマンガやドラマは、毎回、めちゃくちゃ良いところで終わるように作ってあるんです（もちろん、ストーリーそのものがおもしろいのは当然としてね）。

これがツァイガルニク効果なんです。

こうなると毎週毎週その日が楽しみになるんですよね。

そして、その１週間をワクワクしながら過ごすことができるんです。

そういう意味では、マンガやドラマの作り手さんたちは本当にすばらしいお仕事をなさっていると思います。

ツァイガルニク効果の「切り方」の心理学、おそるべし。

ツァイガルニク効果には「つなげる」心理学的効果もあるんです

もっと知りたいと思うこと（そして、行動を起こすこと）がツァイガルニク効果なんですよ

Ａを見せて、もっと知りたいと思わせて、Ｂにつなげる。

セールスコピーライティングでは、問い合わせや資料請求などをしてもらうような「つなげ方」は非常に大切ですよね

露骨にあおるんじゃなくてね。

やはり、ここでもツァイガルニク効果をいかに活用するか、つまり「問い合わせしたい」「資料を見てみたい」と思わせる（そして、問い合わせや資料請求につなげる）ことができるかどうかが非常に大切です。

ツァイガルニク効果を活用するには、「切る」前や「つなげる」前のストーリー（コンテンツ）が非常に重要なんです

だから、ツァイガルニク効果は小手先だけのテクニックじゃ使えない！

当たり前だけど、「この後どうなるんだ？（この後どうなるか知りたい！）」って思うのは、その前のストーリー（コンテンツ）があるからですよね？

当たり前だけど…

でも、当たり前のことはすっごく大切なんですよ

だから、ツァイガルニク効果を発揮させるためには、その前のストーリーやコンテンツ作成の手を抜いてはいけないんですよね…

これを忘れてしまうと、ただのチャラいヤツになってしまうってことをしっかり頭の中に入れておかなければいけません。

だって、そもそもおもしろくなければ「この後どうなるんだ？（この後どうなるか知りたい！）」とはならないですよね？

やはり、どう考えても、「切り方」や「つなげ方」と同じくらい、その前のストーリーやコンテンツが重要なんです。

だから、まずは、しっかり目の前のことをがんばること。

そのことが、ツァイガルニク効果をさらに効果的にしてくれるんです。

決して、やらしく狙いに行くんじゃなくてね。

とにかく、「目の前のこと」「今、この瞬間」を大切にすることが１番大切なんです

そうすれば、あなたの未来にどんどんつながって行くんだと思うんです。