アンカーテキストはユーザビリティとSEO対策のために必要なんです

そもそもアンカーテキストとは…

アンカーテキストとは、リンクされている部分の文字のことをいいます

つまり、ホームページやブログを作る時に、HTMLタグの<a></a>で囲まれた部分の文字のことです。

リンクは大きくわけて…

  • 自分のホームページやブログの内部リンク
  • 他のホームページやブログからの外部からの被リンク

の2つがあります。

外部からの被リンクは、原則として、自分ではコントロールができませんので、このページは、内部リンクのアンカーテキストのお話になります。

アンカーテキストってどんな役割があるのか?

1.ユーザーさんのユーザビリティが向上する

アンカーテキストとは、上記の通り、「リンクされている部分の文字」のことをいいます。

つまり、アンカーテキストは、ユーザーさんに対して、リンク先のページの内容を説明する役割があります。

例えば…

  1. <a>詳しくはこちらをご覧ください</a>
  2. 詳しくは「<a>アンカーテキストはユーザビリティとSEO対策のために必要なんです</a>」をご覧ください

この前後の文脈を考えずに、アンカーテキストだけを考えると、1よりも2のほうが遥かにわかりやすいですよね。

前後の文脈を考えても、やはり2のほうがはるかにわかりやすい。

ユーザーさんは、そのページのコンテンツをすべて読んでいるわけではなく、見出しの文字や太字や色付きの文字を重点的に読んで飛ばし読みをしていますので、「詳しくはこちらをご覧ください」というアンカーテキストを見ても、リンク先のページに何が書いてあるのか一瞬では理解ができません。

やはり、ユーザさんの目線(ユーザーファースト(笑))に立てば、アンカーテキストは、リンク先のページの内容を説明する内容にしなければいけません。

つまり、「詳しくはこちらをご覧ください」というアンカーテキストは、ユーザーさんは、当然、それまでの文章をしっかり読んでいるだろうという、作り手側の大きな間違いと言っても過言ではないかもしれません。

2.Googleのクローラーもリンク先のページの理解ができる

Googleのクローラー(ホームページやブログの情報を集める小さい偵察ロボットみたいなもの)は、どこかのページから被リンクをたどってやってきます。

そして、そのページからも内部リンクをたどってそのホームページやブログの中を巡回して情報を集めます。

その様子をイメージしてみてくださいね。

例えば、「詳しくはこちらをご覧ください」というアンカーテキストの場合にはリンク先のページの内容が分からないですよね?

そして、仮に、リンク先のページの内容が「アンカーテキストはユーザビリティとSEO対策のために必要なんです」というページだった場合には、「詳しくはこちらをご覧ください」との間にちょっとした違和感みたいなのが生じてしまう可能性もありますよね?

大した違和感ではないかもしれませんが、やはり違和感はあまりないほうがいいのも事実です。

そういう意味では、アンカーテキストは、やはり、リンク先のページの内容を説明する内容にしなければいけません。